昨日、前阪神タイガース監督の金本知憲氏のセミナーに行って参りました。

『人生賭けて・・・苦しみの後には必ず成長があった』というテーマで、初めて野球に出合った幼少期から、広陵高校～東北福祉大学～カープ～タイガースの選手時代。そして監督就任後というご自身の長い軌跡を講演時間約１時間に濃縮したお話。

（TVでもお馴染みの）やのぱん氏がインタビュアーだったのですが、個人的にもどうしても聞きたかったとおっしゃった質問、

「金本さんにとって、野球とは・・・？」に対する答えが大変印象的でした。

『しんどいの一言。野球人生の８割がしんどく、辛いことばかりでした・・・でも残りの１割か２割の喜び、それだけを追い求め、続けてきた気がします」

さて、（振り返って）私のような凡人は逆に、いつも約８割くらいの喜びがある方を選んで生きている気がします。

つまり、基準がいつも「できるだけ楽な方」

しかし、それでは大きな喜びには出逢えない・・・

（直接は話されませんでしたが）辛くとも、信じた道を進み、しんどいことでもチャレンジすれば、成功した時それだけ喜びも大きいということがおっしゃりたかったんだろうと思います。（たとえ１割であっても出合った喜びを大切にすべきなんだとも取れました）

現役を離れて数年経つのに、大きく、がっしりとした体格は、以前TVで拝見していたころのまま・・・

今も色んなことを節制されているのではないかと想像致します。（さすが、アニキ！）

以前このブログでも書いた「本当の幸せとは」について考えさせられる内容で、大変勉強になりました。